ページ全体のスクショを簡単に撮影!GoFullPageの使い方を徹底解説


気に入ったPCの画面を気軽に保存できるスクリーンショット(スクショ)。便利な機能ではあるものの、縦に長いホームページ全体をスクショするのは案外難しいのをご存じでしょうか。
ブラウザの拡張機能である「GoFullPage」を使えば、スクロールバーのある細長い画面のスクショも簡単です。インストール後、ワンクリックでページ全体のスクリーンショットを撮影できるので使い勝手も抜群です。拡張機能とは、インストールするだけでブラウザに新たな機能を追加できるさまざまなプログラムのことです。Google Chromeの拡張機能とMicrosoft Edgeのアドオンが該当します。
便利なGoFullPageの詳しい使い方から同じような機能を持つ別の拡張機能までスクショを簡単に撮る方法をご紹介します。

目次

Chromeの拡張機能「GoFullPage」の特徴&メリット・デメリット

対応ブラウザGoogle ChromeMicrosoft Edge
ダウンロードページhttps://chrome.google.com/webstore/detail/gofullpage-full-page-scre/fdpohaocaechififmbbbbbknoalclacl/related
https://microsoftedge.microsoft.com/addons/detail/gofullpage-full-page-sc/hfaciehifhdcgoolaejkoncjciicbemc?hl=ja-jp
ユーザー数5,000,000人以上(Chrome版)※2022/7/27現在
導入難易度ダウンロードして有効化するだけ※非常に簡単
ログイン基本不要※有料版利用時のみ必要
有料版あり※画像の編集機能のみ
日本語対応未対応(英語)
Chromeの拡張機能「GoFullPage」では、 カメラのアイコンをクリックするだけで今開いてる画面上の全体のスクリーンショットができます。導入はすごくシンプルで、ダウンロードの後、有効化するだけで使えます。キーボードのショートカットキーの利用でも簡単にスクショが撮れます。
また「GoFullPage」では 複数の保存形式に対応しており、簡単な編集もできます。キャプチャー画像の履歴が残り、 以前のスクショを再び利用することも可能です。 ほとんどの機能は無料で、PDFの一部の保存機能のみ有料となっています。
基本的に 登録やログインが不要なのもうれしい利点の1つと言えます。そのため同様の拡張機能の中でも多くのユーザー数を誇ります。日本語に未対応なものの、 操作や設定がとても簡単で、感覚的に使えます。対応ブラウザはGoogleChrome及びMicrosoft Edgeで、Firefox版やOpera版はありません。

GoFullPageのダウンロード方法

GoFullPageのダウンロード方法を解説します。Google Chrome版に準拠した説明ですが、Microsoft Edgeもほとんど変わりません。
ダウンロード方法
  1. ダウンロードページにアクセスし、Chromeに追加をクリック
  1. 確認が出るので「拡張機能を追加」をクリック
  1. ウェルカムページが表示されるので、右上のパズルのマークをクリック
  1. 「アクセスを要求しました」という項目にある「GoFullPage」の画鋲のアイコンをクリック
  1. 【完了】パズルのマークの横にカメラのマークが追加される
以下、画像付きで解説します。
まず初めに、GoFullPageのダウンロードページにアクセスしましょう。
アクセスすると「Chromeに追加」というボタンがあるので、これをクリックします。
クリックするとダイアログが表示されるため、「拡張機能を追加」をクリックします。
クリックするとダウンロードが完了し、ウェルカムページが表示されます。
ここで画面右上のパズルのマーク(=拡張機能の一覧画面)をクリックしましょう。
クリックすると、「アクセスを要求しました」という項目にGoFullPageが表示されているはずです。見つかったら、隣にある画鋲のようなアイコンをクリックしてください。
クリックすると、画像のようにアイコンが青色に変わります。同時に、パズルのマークの横にカメラのアイコンが追加されていますので、これでダウンロードは完了です。
今後は、カメラのマークをクリックするだけで撮影が行えます。

GoFullPageの使い方と撮影方法|スクショはワンクリック!

スクリーンショットの撮影方法
  1. 撮影したいページを開く
  1. 画面右上にあるGoFullPageのアイコンをクリック
  1. クリックすると自動で撮影が始まる
  1. 終了すると保存や編集を行えるメニューに移動する
※画面のみが撮影され、ブックマークやタブが映り込むことはありません。
GoFullPageでスクリーンショットを撮影する方法を説明します。まずはスクショしたいWebページへアクセスすることからスタートです。ページを開いたら、画面右上の GoFullPageのアイコンをクリックします。
GoFullPageの アイコンはカメラのデザインです。
クリックすると自動で撮影が開始されます。待ち受けのアニメーションの終了が撮影完了の合図となっており、終了すると自動的に以下の画像のような保存や編集を行えるメニューに移動します。画像の保存や編集の方法についても続けてお伝えしていきます。

GoFullPageで撮った画像を保存する方法【PNG・JPG・PDF】

ファイル種類別の保管方法
  1. PDF:4のボタンをクリック
  1. PNG:5のボタンをクリック
  1. JPG:7のボタンをクリックして保存方法をPNGからJPGに切り替えてから5のボタンをクリック
GoFullPageで撮影したスクリーンショットの保存形式は PDF(4のボタン)とPNG(5のボタン)・JPG(7のボタン)から選択できます。保存ボタンをクリックすれば、PCのフォルダが開きます。任意のフォルダとファイル名をチョイスし、希望する場所に保存します。
画像での保存は、デフォルト(初期設定)のファイル形式はPNGとなっています。JPGで保存したい場合は設定画面から変更が必要となります。同様にPDFの形式もデフォルトはUS letter portraitとなっています。 PDFで保存したい場合は、設定画面から変更します。設定変更につきましては以下をご覧ください。

GoFullPageの設定を変更する方法

設定を変更したい場合は、 メニュー右端の歯車のアイコン(7のボタン)をクリックします。設定画面では1つ前の項目でご紹介した 画像のファイル形式の変更(PNGからJPG)をはじめ、PDF形式での保存などが可能です。他にもダウンロード先の変更、スクショ撮影時の自動ダウンロード、出力時の用紙のサイズ設定などができます。
下ボックスにチェックを入れる・外すの動作をすると自動的に変更が保存されます( 下の画像を参照)。画面左上の左向きの三角矢印をクリックすれば、メニュー画面に戻ります。
設定項目
  • Capture: 画像のファイル形式を選択できます。PNGまたはJPGを選択可能です(デフォルトはPNG)。
  • PDF: PDFの保存形式を選択できます。稲妻のアイコンがついている項目は有料です。
  • Directory: ダウンロード時に開くデフォルトのディレクトリを設定できます。
  • Save as: ダウンロード時に「名前を付けて保存」を表示するか否かを設定できます。
  • Auto-download-files: スクリーンショット撮影時に、メニューを開かず自動で画像を保存する設定を行えます。
  • Fit copies to Google Docs limits: 撮影したスクリーンショットをコピペする際に、Googleドキュメントの容量の制限を超えたら自動でリサイズを行うかどうかを設定できます。デフォルトでオンになっているため、特に事情が無ければ触らなくてOKです。
  • Downloads permission: 撮影したスクリーンショットをダウンロードして保存することを許可します。画像の保存に必須なのでチェックを入れておきましょう(通常は初回ダウンロード時に選択肢が表示され、そこで設定します)。
  • iFrame permission: iFrameの使用を許可します。デフォルトでオフになっているため、特に事情が無ければそのままで構いません。

【有料機能】GoFullPageで撮った画像を編集する方法

GoFullPageで撮影した画像はオンライン上で編集して保存することもできます。ただし、この機能で編集した状態での画像の保存は有料で、無料の試用期間は7日間のみとなっています。
スクリーンショット取得時のホーム画面右上にある「Edit」をクリックすると編集画面に異動し、そこから画像の編集が行えます。
GoFullPage編集機能の基本的な使い方
  • Shapes: 四角形や三角形などの図形やテキスト(文字)、ぼかし、線、矢印の挿入が行えます。
  • Formatting: 画像の切り抜き、縁取り、スクショのページのURLや撮影時刻の挿入が行えます。Windows及びMacの画面風に縁取りをすることも可能です。
  • Undo: ひとつ前の動作に戻る。Ctrl+ZやCommand+Zでも代用可能。
  • Redo: ひとつ後の動作に戻る。Ctrl+Shift+ZやCommand+Shift+Zでも代用可能。
  • Sign up to Export: 画像を保存してダウンロードする。有料会員登録とログインが必要(月額1ドル)。
  • ホーム画面に戻る方法: 左上の左向きの矢印をクリック

GoFullPageで撮った画像を削除する方法

削除の流れ
  1. 3のゴミ箱のアイコンをクリック
  1. 英語表示の確認(本当に削除しますか?の英語版)が出るので「OK」をクリック
  1. 削除完了
スクリーンショットを削除する場合は、画像では水色の枠で囲われているゴミ箱のアイコンをクリックしましょう。英語版の「本当に削除しますか?」が出るので、そのままOKを選べば削除が完了します。
一度削除した画像は復元できないためご注意ください。

GoFullPageで撮った過去のスクショを復元する方法

GoFullPageの便利なところは、 履歴にあるURLをクリックすれば、スクショ当時の画像を表示できることです。
GoFullPageのホーム画面にある、右上のメニューの右から2番目のメモのようなアイコンをクリックすると、過去に撮影したスクリーンショットの履歴が表示されます。
復元機能の使い方
  • URLをクリックすると各画像を開いて保存できる
  • チェックボックスにチェックを入れると一括ダウンロードや一括削除も可能
URLをクリックすると各画像を表示した上でホーム画面に戻る仕様になっています。 画像の大きさやスクショした日付も表示され、一目でわかります。さらに左側のチェックボックスにチェックを入れると 画像の一括ダウンロードや一括削除も簡単にできます。

GoFullPageに類似する拡張機能をご紹介

FireShot|日本語対応だが履歴が残らない

対応ブラウザGoogle Chrome Microsoft Edge Firefox Safari Internet Explorer Vivaldi SeaMonkey
ユーザー数3,000,000人以上 ※2023年6月現在
導入難易度ダウンロードして有効化するだけ ※非常に簡単
ログイン基本不要 ※有料版のみ必要
有料版あり※基本機能は無料
日本語対応対応
GoFullPageと同じく、ページ全体を簡単にスクショできる機能拡張がFireShotです。 インストールのみで簡単に導入できます。またGoFullPageと異なり 日本語にも対応しており、操作がしやすいのも特徴です。
全体を撮るときはCtrl+Shift+Sで撮影できるものの、 撮影時の都度、全体撮影か表示範囲のみ撮影するかなど機能を選ばなくてはなりません。一方、ページ全体だけでなく表示中の画面のみの撮影や選択範囲の撮影といった機能はFireShotのメリットとも言えます。またスクショ画像をメールで直接送信することも可能です。
そのほかの特徴としては、GoFullPageのように 履歴が残らず、過去の撮影画像を再ダウンロードできないというデメリットを抱えています。一方で、ChromeやEdgeに加えてFirefoxやSafariなどの他のブラウザでも使用できる、対応ブラウザの豊富さがメリットです。
ちなみに、有料版もありますが、ほとんどの機能は無料で使用できます。

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